Lubuntu 20.04 LTS setup (Lenovo Ideapad's)

2台ほどのPCをセットアップしました

目標:

  • 10W切るくらいの省電力ラップトップにする。
  • バッテリーの持ち重視。
  • 軽量なLubuntuを前提に、メモリも最低2GBあれば良し。
  • ZOOMが曲がりなりにも使えてほしい。
  • でも、youtubeは見たいなぁ。

インストール対象

どちらも状態の良い中古品が手に入りました。メルカリさまさま!

(1) Lenovo Ideapad 310S

  • CPU: Intel Celeron N3350 (Apollo Lake, 1.1 to 2.4GHz)
  • Memory: 4GB
  • HDD: 500GB
  • battery: 29.82Wh(designed), 29.65Wh(present)
  • 売り: 低消費電力(熱くない)。コンパクト、軽量。11.6inchのちょうどよい画面サイズ。

(2) Lenovo Ideapad Flex10

  • CPU: Intel Celeron N2840 (Bay Trail, up to 2.58GHz)
  • Memory: 2GB
  • HDD: 250GB -> SSD 120GBに換装。
  • 売り: 低消費電力(熱くない)。コンパクト、軽量。+タッチパネル!

やったこと。

  • (1)310Sの方は、Windowsの回復パーティションを変更せず維持。C:ドライブ相当をgpartedで開放 -> 空きスペースにLubuntuをインストール。
  • (2)Flex10は、SSDにまるっとインストール。メモリに不安があるので、4GB分のswapfileを追加。

$ sudo fallocate -l 4G /swapfile
$ sudo chmod 600 /swapfile
$ sudo mkswap /swapfile
$ sudo swapon /swapfile

  • chromeをインストール。chrome://flagsをいじって、#ignore-gpu-blocklistをenableする。

はまったこと。(共通)

  • いずれも defaultはEFIブート(かつSecureBoot)に設定されているので、Legacy boot優先に変更。
  • Lubuntu 20.04の問題と思うが、IPv4アドレスを一定時間(1時間ほど?)で忘れる問題に遭遇。これ、18.04あたりでも見た気がする。 対応方法は dhclientを使うこと。

qiita.com

はまったこと。(機種別)

(2) flex 10

  • ELECOMのUSBレシーバ型マウスを接続すると、サスペンド -> レジューム時にマウスもタッチパッドも動かなくなる!
    -> どうにも改善できず。Bluetooth接続のミニマウスを使うようにして回避。
  • しかし、数秒でdisconnect -> reconnectする現象に遭遇。どうもUSBの省電力化が悪さしている模様。
    -> tlpパッケージをインストールし、設定追加。

$ cat /etc/tlp.d/00-usbblacklist.conf
USB_AUTOSUSPEND=1
USB_BLACKLIST_BTUSB=1
USE_BLACKLIST="0cf3:3004" # Qualcomm Atheros Communications AR3012 Bluetooth 4.0

こちらにおせわになりました。 dime.jp

linrunner.de

で、どう?

  • 通常は電源に接続せず、2〜3時間は持つのでいい感じ。
  • 消費電力も7~8Wといった印象。熱くならないのが良い。もうCeleronしか使えませんわ。

ファイアの本を手に入れた

やっぱりLinux専用機がほしいと思いまして

フリマアプリで物色した結果、VAIOさんに行き着いた。
VGN-BX6AAPS | 製品別サポート | パーソナルコンピューター VAIO® | サポート・お問い合わせ | ソニー

早速開封。すこぶる状態がいいぞ。

きれいです。が、サイズ感が分からなかった。。。

こいつ、、、立つぞ!

一人で立てます。

誰かを撲殺できそうだ。

2.8kgありました。

命名

ファイアの本と名付けました。
(Linux入れた話はおいおいやります。)

番外

HDDの累積稼働時間が6000時間ちょい、、、バッテリーもほぼヘタリなしでした。 これはめっけ物。

問題は、、、常時 30~40Wの電力を消費し続ける大食漢なところ。どうしたものか。

LineageOS16 on AGS2-L09


背景

2020年頃のHuawei機器の情報漏えい疑いを受け、Custom ROMインストールをやろうやろうと思っていた。この度、LineageOS 16.0のインストールに成功したのでご報告。

対象のタブレット

  • Huawei MediaPad T5 (LTE version)
    kakaku.com CPUにKirin659(4+4Core), RAM2GB, ROM16GB。余裕があるわけではないが画面も良い。

大雑把なインストール手順

  1. 業者にお願いしてboot-loader unlockをしてもらう。
    お願いした業者さんは最安の15USD. お支払いはPayPalで実施。
    中国のチャットアプリWindows環境でリモート操作してもらう、結構dkdkするやつ。
    作業はそこそこ時間(実務1時間、トラブルあると3~4時間)かかります。総じていいやつ(good guy)でした。
    日本からだと時差があるのか午後3時~4時くらいに反応が良かった気がする。
  2. LineageOS 16.0イメージの焼き込み。
    Huawei 端末 OpenKirin による AOSP ライクなカスタム ROM の導入方法 | neggly.org
    基本的にここのサイトのを参考にしました。magiskによるカスタムバックアップ?はやってません。(手抜き)
  3. 不具合対策。
    気になった不具合は2つ。(1)画面がぼやける(blurred), (2)アプリでの音声再生時にイヤホン端子から出てくる音がおかしい。
    -> どちらも既知の問題だったようです。以下参照。
    forum.xda-developers.com 前者(1)は開発者オプション「HWオーバレイを無効」に設定、後者(2)はADBコマンドが必要でした。

    $ adb shell pm disable-user --user 0 org.lineageos.audiofx

  4. 後始末
    前記不具合(1)対策で、毎回起動時に開発者オプションをごにょごにょするのはめんどすぎる、、、ってことで、init.dスクリプトを追加。
    rootは簡単に取れる(LineageOSサマサマ)なのは良いが、何気にスクリプトを動かすのが大変。 ここいらを見て解決。(Thanks good guys!) forum.xda-developers.com h4des.org

で、使い勝手は?

youtube鑑賞、ウェブブラウジングSSHでラズパイ&AWSサーバにログインして開発作業、てな用途には十分ですね。
○ 消費電力も2W程度(4V*500mA)と、全然熱くならない。(DELL mini12の不満点が解決)
△ 充電速度が遅すぎる。フル充電に多分5時間かかる、、、1A出てないんじゃないか?
-> 夜寝る前に充電器に挿して放置するしかないかな。

SSD購入

前回のSSDが突然認識されなくなる問題があって怖くなり。急遽、代替のSSDを購入。
とはいえ、もはやPATA(ZIF)ソケットのSSDなんて売られてない。急遽、MSATA SSDと MSATA-ZIF変換コネクタを買いました。
しめて\2,897なり。容量が倍(32->64GB)になったのに安すぎだろ。。。

www.amazon.co.jp www.amazon.co.jp

DELL mini12に取り付けを試みるも結構苦戦。ばらして組み立ててを多分5回位やった。
なんでこんなにむずかしいか、というと変換コネクタのほうが問題。

  • 問題1) ZIFソケットの隙間が空いててガバガバ。すぐ抜ける。
  • 問題2) ZIFソケットの端子面が普通と逆。(普通は基板側に端子面があるんだがね)

さらに、端子面間違うと画面が来なかったり、合っててもSSDが検出されなかったり。 でも1日置いとくと検出されたりと。DELL mini12のせいなのか、ZIFケーブルがへたってんのか。よーわからん。

無事つながった後は、SDカード(!)経由で秘技DDバックアップ&レストアをカマして復活。
使ってみての感想は下記:

  • ディスクアクセスは非常に速くなった。27MB/s -> 103MB/sへ。これ、udma100の限界速度。なる。
  • 容量が32GB -> 64GBになったのは精神衛生上いい。
  • TRIMコマンドに対応するようになったのも、精神衛生上いい。
  • 発熱は上がった。ずっとパームレストがじっとり暖かい。(smartctlの情報によるとずっと45℃らしいが、多分嘘)

ま、しばらく様子見てみましょう。

DELL mini12お亡くなりに

本日、何の前触れもなくお亡くなりになりました。 SSDが認識されなくなった。なぜに・・・?

ブツはこれ。 www.amazon.co.jp

なんとなく捨てれない状態だったが、これも神様のお告げと思ってお蔵入りに。 よく頑張ってくれました。ありがとうー。

2020年版、DELL mini12再セットアップ

ふと思いたち、稼働率が下がっていた DELL mini12の再セットアップを敢行。

www1.jp.dell.com www.itmedia.co.jp

目標


前提環境


今回見つけたベストプラクティス


インストール手順


  1. ubuntu 14.04.06, i386のISOイメージで USBインストーラを作る。
  2. 日本語ロケール、日本語キーボードでインストール。

  3. emgdドライバをインストール。

    sudo add-apt-repository ppa:thopiekar/emgd
    sudo apt-get update
    sudo apt-get install emgd-driver

    が、どうもコンフリクトが起きるようでコマンドで対処したようだ。この辺りのコマンドを使っている。(最終的に /usr/bin/Xが見つかればOK!)

    sudo apt-get install synaptic
    sudo synaptic
    sudo apt-get install emgd-driver
    sudo apt-get install emgd-driver xserver-xorg-1.9
    sudo apt --fix-broken install
    sudo apt-get update
    sudo apt-get install emgd-driver
    sudo dpkg -S /usr/share/X11/xorg.conf.d/10-evdev.conf
    sudo apt-get remove xserver-xorg
    sudo apt --fix-broken install
    sudo apt-get remove xserver-xorg
    sudo dpkg -S /usr/share/X11/xorg.conf.d/10-evdev.conf
    sudo apt-get remove xserver-xorg-input
    sudo apt-get remove xserver-xorg-input-evdev-lts-xenial
    sudo apt-get autoremove
    sudo apt-get install emgd-driver
    which X

    他に、libvaを入れておいて。このへん。

    ii libva-glx1:i386 1.3.0-2 i386 Video Acceleration (VA) API for Linux -- GLX runtime
    ii libva-x11-1:i386 1.3.0-2 i386 Video Acceleration (VA) API for Linux -- X11 runtime
    ii libva1:i386 1.3.0-2 i386 Video Acceleration (VA) API for Linux -- runtime

  4. emgdドライバ用のコンフィグファイルを /usr/share/X11/xorg.conf.d/にインストール。

    sudo cp 10-emgd.conf /usr/share/X11/xorg.conf.d

  5. LXDEをインストール。(他に使いたいDesktop Environmentがあればトライしてみて)

    sudo apt-get install lxde

  6. リブート -> LXDEにてログイン

  7. カーネルバージョンの固定
    synapticアプリを使って実行。固定対象は以下の3つ。

    linux-generic-lts-xenial (4.4.0.142.122)
    linux-headers-generic-lts-xenial (4.4.0.142.122)
    linux-image-generic-lts-xenial (4.4.0.142.122)

  8. 日本語パッケージのインストール。
    好きなインプットメソッドを使ってください。 私はポリシーないので、ficit + mozc。

    sudo add-apt-repository ppa:japaneseteam/ppa
    sudo apt-get update

  9. chromium-browserのインストール

    sudo apt-get install chromium-browser

  10. mplayer-vaapiのインストール

    sudo apt-add-repository ppa:sander-vangrieken/vaapi
    sudo apt-get update
    sudo apt-get install mplayer-vaapi

  11. chromiumで、external application buttonプラグインの有効化。
    NPAPIとか PPAPIとかが使えなくなった現在、これがベストの連携方法。
    $HOME/binにスクリプトを置いて、chromiumから呼び出せるようにする。
    exportしたconfigファイル、および外部スクリプトのサンプルはこちら。(mplayer.sh)

    https://add0n.com/external-application-button.html

インストールのコツ。


  • ユーザの自動ログインは最初は有効にしないほうがいい。
    emgdおよびxserver-xorg-1.9をインストールすると、ubuntu-desktopが使えなくなって詰むケースがある。
  • "sudo apt-get install emgd-driver"が、特定ファイルのコンフリクトを起こしてインストールが完了しないケースがある。
    以下のコマンドを使って、対象パッケージを削除 ー> リトライして頑張る。きっと通る。

    sudo dpkg -S /usr/share/X11/xorg.conf.d/10-evdev.conf //コンフリクトしたファイルを含むdebパッケージを特定。
    sudo apt-get

  • カーネルはアップグレード「しない」こと。
    4.4.0-142 -> 4.4.0-148へアップグレードすると、emgd.koがビルドできなくなる。
    struct drm_encoderに関する定義でエラーを吐くのだが、こいつを通すのは難しそう。。。
  • Wifiの有効化は後でのんびりやることにして、最初は有線LANを使うのが吉。

    sudo apt-get install firmware-b43-installer
    sudo modprobe b43

altenativeの検討状況


感想


番外


サンプルファイル


ubuntu14.04 LTS on DELL mini12 - Google ドライブ